度目の情事  彼女の中で初めてはてて 

2003年8月23日(土)le Piano (ル ピアノ)−多摩センターの近くにてー

  前回 もだめだったが、こんどはいかがわしいSEX関連ショップに行って、中国の皇帝も飲んでいた、という男王という5000円もするドリンクを買った。おばちゃんのこれで効果がなかったら、メーカーが買い戻すぐらい自信がある、といっていたので、気に入って買った。でもラブホテルで1万円でこんなドリンクで5000円とは、SEX産業って、いやはや儲かる、というか、りっぱな文化、いやいや、産業ですね。

 さて、この日は、相模湖のラブホテルに決めていて、湖畔をのぞみながらの部屋って、ロマンチックだな、

などと想像しながら、彼女の待ち合わせ場所に車で向かった。

9時に出て、街道沿いに出会う彼女を拾う、という手はずだったのが、僕もはやく出すぎて、

近くのスーパで待機して、ケイタイにテルした。

 ただ彼女は、スーパーは知ってる人と会うことが多い、というので、また、彼女が歩いている方向に、車を進めると、すぐ出会ってしまった。あまり人と出会わないように会う方法を考えなくては。こんどは、スーパーの駐車場だったらいいか、ということにはなっている。

 さて、すぐさま、調布インターを目指して車を走らせたものの、いたるところ、車の渋滞。

甲州街道も、なかなか、進まない。

やっと、高速にのれて、中央道を走ると、八王子までなんと2時間、との表示。げー、なんなのこれって。

雨続きの冷夏だった、昨日とうって変わった、晴れた天気になったので、みんな郊外をみざして、出かけているのだ。うーん、これでは、もうあきらめるしかない。僕には、SEXの時間 の方が大切なのだ。

 次のインターで降りて、もう、途中のラブホにいくしかない。

ムードはないが、なんか、彼女も表面では見せないが、内心いらいらしているようだ。

ラブホのガイドをとって、というと、「こんないやらしい本を買ってー」と非難したが

興味深げにしばらくながめていた。

私は、現在位置と照らし合わせながら、近くのラブホをチェックしようとしたが、適当なのが見つけられない。

えーい、いきあたりばったりで、甲州街道を西に向かう途中の案内で見つけたのでいいや、

という気分になった。彼女も、こんなに晴れて、私たちには、雨の日がいいのにね、と言った。

 うーん、だいぶ、彼女からSEXだけのラブホのアレルギーはなくなりつつあるようだ。

2人にとって、唯一、自由に楽しめる秘密の場所だもんね。

車の中では、常に、彼女の手の甲やひざを指でなぞりながら運転をしていた。

まあ、渋滞では。そんなことぐらいで、気を紛らすしかないのだが...

 やっと、府中インターのあたりにくると、le Piano (ル ピアノ)というラブホの宣伝が見えたので、

これだと思い、そこをめざした。

キャッチコピーが私は気に入った。

「2人のショートバカンス」 車庫は地下から、となっていた。

彼女は、車庫が地下が気に入ったのと、もう、車で駐車場が満杯近くになっているのに

驚いていた。「愛する2人には、外の天気や環境は関係ないのさ」と私は言った。

まだ朝11時ぐらいだが、2人の楽しみは、郊外へのドライブではなく、結果としての、SEXなんだから。

 もう部屋も少なく、地下なので、彼女といっしょに車を出て、人気のないフロアで部屋を選び、

カードを取り出すと、エレベータにとびのり、4Fをめざした。すぐ、また、扉が開いたので、

2人で飛び出して、歩き出すと、フロントのおばさんに、ここは1Fですよ、と呼び止められ、

彼女は恥ずかしそうに急いで、エレベータに駆け込んだ。

「おかしいね、1Fなんか押してなかったのに。」

どうも、いったん、1Fで扉が開く仕組みなのかも知れない。

カードキーの部屋番号を探しながら、着くと、カードを差し込んだが、うんともすんとも言わない。

彼女は、逆よ、とカードをひっくり返すように言うので、やったら、やっと、開いた。

結構、機転がきく子かな、と思った。(自分が鈍感なだけ?)

 はいるなり、すぐまた、キスをした。

彼女は、さっさとバスの方にむかったので、私は、さっそく、あのドリンクを出して、一気飲みした。

空きっ腹の胃に、熱いものが染みとおるような感じだ。

 見ると彼女は、さっさと一人でシャワーを浴びている。

だめじゃない、君の服を脱がすのを楽しみにしてたのに、と私は毒づいた。

仕方ないので、私も裸になって、まわりをチェックしていった。

コンドームも枕元においてあり、今まで、全然、気づかなかったが、多分、ラブホでは、常識なんだろう。

あー、いつもバッグや財布に用意しておかなくても、こういうところでは、問題ないんだ、と思った。

いつものように、全身を指でなぞったり、キスをして、肝心のところは、じらしつづけた。

次は、クリトリスをなめる攻撃だ。

 すると、妙に、今回は勃起しているので、もしかして、と思い、入れてみた。

そしたら、十分、挿入できていて、硬い感じが持続している。

 ただ、今まで、彼女の中でいったことはなく、いつも、帰ってから、私の部屋でマスターベーションをしていたので、こんどこそ、本当のSEXができるかな、と思い、正常位でせめ続けたら、 すぐはててしまった。

 「あー、赤ちゃんができるかも」と言うと、彼女も急いで、シャワー室に駆け込み、局部を洗い流していた。

しばらくして、戻ってきて、「よかったわね、男として、よみがえれて。薬のんだの?」ときいたので、

素直に、うなづいた。

あのおばさんの言ったことは、間違っていないようだ。(ただ値段が5000円はねー)

 彼女はいたづらっぽく、赤ちゃんできたら、どうする?

と聞くので、おろすしかないだろう、こんな年で赤ちゃんなんて、成人式のときには70歳だよ。

とおどけて見せた。(そういえば、彼女に生理は、まだあるのだろうか? いや、それは失礼だな、

それでなければ、シャワー室に駆け込まないよな)

 男って、1回出しちゃうと、すぐ元気がなくなって、後を続けるパワーが少なくなるんだよ、と

いいわけじみたことをいいながら、彼女を愛撫しづづけた。

 また、指を使って、彼女をいかせた。

今まで気がつかなかったのだが、膣に指を入れてると、アヌス側に近いところがなぜか硬くなっているのに気づいた。その部分やGスポット、アヌスに近い部分を刺激しながら、指で責め立てた。

 彼女は、あー、あーと泣きながら、だいたいが猫の格好でもだえていた。

どんなとき感じるの、と聞くと、彼女は、4つんばいになってふき掃除をしているとき、と答えた。

へー、そんなとき感じるんだ、と驚いた。

女房は、自転車で、下りの、でこぼこした山道を走っているとき感じたことがある、と言っていたのを思い出した。

少し疲れたので、こんどは、2人でお風呂にはいった。

ジェットバスにして、彼女を横に抱きかかえるようにしながら、口で乳首を吸い、右手の指は完全に膣の中に埋めて、動かしていた。かなり、水の中なので、スムーズに指が動かせて、彼女も新しい感覚に酔っているようだ。ただ、お湯が多くなってきて、乳首を吸うときに、つい水を飲んでしまう ときがあった。

 お互い体を拭きあって、また、はじめると、私の息子は勃起し始めていた。

あれっ、もう回復したの?と、自分でもおどろきだった。 さすが、中国4千年の秘薬。

また入れようとすると、彼女は急に、キスをしてから、と言った。

最初、口のキスかな、と勘違いしかけたが、下の方へのキスであることにすぐ気づいた。

念入りに、キスをして、入れて、乱暴に彼女をゆさぶると、今まで見せたことのない、泣き声で

よがりはじめ、たしかな息子の手ごたえを感じながら、私の下で狂おしく、顔をよこにふったり

手で私の体をつかんだりする彼女を見て、楽しんでいた。

こんなに悦ぶ女ははじめてだ。(妻がここまで悦んだところを見たことがないだけ)

ただ、残念だったのは、男としていつ果てるとの気配もなく、きりがなくて、汗びっしょりになったので、

彼女を完全に見届けることなく途中でやめたことだ。(2回目を出すのは、この年では体力の限界?)

もう少し、これから、ランニングして体力もつけなくっちゃなー。

(近くの体育館で水泳はしているのだが)

しばらくすると、よかったわ、と言ってくれて、私も非常にうれしかった。

今までの漢方に感謝、感謝。

部屋を出ると、高校生の女の子らしきカップルと廊下でいきあった。

彼女は、私の後ろに隠れるようにしてついてきていたが、あんな若いカップルもいるんだ、と驚いていた。

 帰り、まだ、時間があったので、公園によって散歩していたが、妙に、腹にガスがたまっているのに気がついた。どうも、あのドリンクの副作用だな、と思った。急激に刺激を与え、それがガスになったのか?

 本当は楽しいデートの散歩のはずが、トイレに駆け込んで、思いっきりおならをしたい衝動に駆られ続けていた。もっと、大きなレストランに食事をして、トイレができればよかったのだ。

 こんどから、そういう計算も含めてやるようにしておこうっと。

彼女とは、こんどは、スーパの駐車場で待ち合わせることに決めた。

でも冷静に考えると、そこも結構、危険な場所のような気がした。

最後に彼女を車からおろした、あの人通りのない通りで待ち合わせた方がよさそうだ。

 そうそう、今日、急に思い出したことは、妻は昔、恋する男を追いかけて、旅行にでかけたことがあった、と

言っていた。何もなかったのか聞いたが、がんとして、何もなかったと言い張っていた。結婚前の話だ。

 でも、男として、今から思うに、何もなかった、というのは、やはり、嘘だったな、と思った。

逆に、それはずっと死ぬまで、二人の秘密としていよう、と決めていたに違いない。

あのとき、何度となく責めた自分が何か、恥ずかしく思えるのだった。

逆に、それまでも告白できる夫婦がいたとしたら、もっとすばらしいのだろう。

でも、何か、その思い出をエネルギーとして生きてるみたいな所もあったりして。

『マディソン郡の橋』の、あの主婦のように。

 

ホーム  その他の日記一覧へ




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!