「意識がなくなって、そのまま寝てしまうなんて、初めての経験よ」 11度目の情事

2003年9月27(土),28日(日)−軽井沢のコテージにてー

 いきなり、私の心をときめかす言葉を彼女がメールで伝えてきた。

「今日から明日まで、私はフリーになったわよ!」
それまで子供たちと約束していた、その日の夕食を、突然、私は出かける用事ができた、というので、すっぽかして、朝のうちに飛び出してきてしまったのだった。

 最初は、清里村をめざして、中央高速をめざしたのだったが、前回と同じく、また、途中、一般道で渋滞に巻き込まれてしまい、中央高速の渋滞も6Kmとのラジオの放送があった。

 あきらめのいい私は、すぐ代替の旅先を思い浮かべ、渋滞のない、関越自動車道の軽井沢への道にのったのだった。

新婚気分の二人は、どこに泊まるか、決めていなかったが、彼女は、コテージみたいに離れたところで自分たちだけで自由に出はいりできる、そんなところを求めていた。

2時間ばかりで、軽井沢に着いた。さっそく、まず、泊まれるところを確保した。彼女の希望どおりのコテージだったが、実際に思い描いたのとは違っていたのが、泊まってはじめてわかるのだった。

 3時からのチェックインだったので、夜、出かけなくてもいいように、ソーセージやパンとチーズ、ワインなど、買い込んだ。そして、チェックインまでの間、旧軽井沢の銀座通りを夫婦きどりで、夫婦以上にべたべたしながら、買い物をするのだった。途中、彼女は、駅前のショッピングセンターによると、私好みの下着がどれがいいか、買いたい、と言った。私は、恥ずかしながら、 彼女に着てもらいたい好みの色は、ピンクと言うと、彼女は、その色のパンティとスリップを買った。

 湖畔近くのコテージに着いて、案内された部屋にはいったが、ひとつのコテージに、3戸のグループが泊まれるようになっていた。

 私たちは、部屋につくなり、キスをした。そして、まわりの状況をもう一度、確認すると、お風呂にお湯をはり、再び、キスをして、さっそく、本番に、はいっていくのだった。

もちろん1階のリビングでは、ゆっくり脱がせて、ソファで、下へのキスを繰り返すだけにとどめていた。

その後、2人でお風呂にはいって、体を拭きあった。

 1階で、彼女はビールとワインを飲み、私も、ワインを少し飲んで、2階の寝室に移っていった。

ただ、木造のログハウスのつくりなので、結構、声が響いていて、彼女の声などが聞こえてはいないか、気になった。後でわかったのだが、小さなこどもをつれた若い夫婦が隣にいたのだ。

 気にはなりつつ、少し、抑制しながらも、やはり、部屋全体に響くよがり声を上げながら、2人は徐々に快楽の絶頂をめざして登りつめていくのだった。

 この日、はじめてわかったことは、それまで、指で感じさせるときは、膣の中のGスポットばかりだったが、いっしょに少しコリコリト硬くなったクリトリスも刺激してあげると、すごく快感を得て、オルガズムに達してしまうことだった。

 そして、彼女は、そのとき、「あー、溶けてしまいそう。溶けるー。」という言葉を繰り返したり、達する直前には、「あー、あふれてきそう。あー、あふれる」という言葉を繰り返すのだった。

 また、1回目の達した後、しばらく、おなかを満たすため、買ってきてあったソーセージなどを、つまむと、すぐ、またベッドに戻り、抱き合ったが、2回目の結合は、当然、かなり、弱弱しい自分のものがはいったにも関わらず、彼女の感じる度合いは全然、その弱弱しさと関係がなく、2人同じく、また、絶頂に達することができるのだった。このことから、どうも、彼女自身は、入っているという感覚だけで、もう、オルガズムを感じてしまい、私が「いくよー、いくっ」という声とともに、いっしょに達してしまうのだった。その後は、また、「あー、あふれてきたっ」という言葉どおり、愛液が、どっと膣からもれだしてしまうのだ。そんな風に精神的な結合感覚だけでオルガズムを感じてしまうことができるような体になってしまったのだった。

 2回目のあとも、しばらく会話をした。

彼女は、ここのところ、乳首が感じるようになってきた、と言うのだ。

以前は、触られても全然、感じなかったのに、乳首が、ちょっとした刺激で全身にひびく快感につながっていくようになってきたようだ。

「あなたに開発されたのね。でも、他の人も開発しちゃだめよ。」といたずらっぽく、また笑った。

「高校生がしてって言ったら、どうするの? あなたの好きな水野真紀ちゃんがしてって言ったら、どうするの?」

「うーん、高校生ね。しちゃうかな? 水野真紀ちゃんなら、すぐしちゃうな。」などと他愛ないことを話しあっていた。

 そのうち、彼女は、「あそこがまたうづきはじめたの」と言って、また、求めてきたので、右手の指をいれ、左手の指でクリトリスのこりこりした部分を細かく振動させて愛撫した。また、こんどは、左手で、乳首の片方を愛撫しながら、口でもう一方の乳首を舌でころがして舐めて、右手の親指でクリトリスをやさしく、時には強く振動させ、同時に右手の人差し指や中指でGスポットを刺激し続けた。ベッドのあっちこっちに悶えながら逃げる彼女に執拗にその攻撃をくりかえしているうちに、とうとう、彼女もぐったりしてしまい、それを見届けた私も、一仕事終えた、という満足感から、やっと、彼女の膣から手を離し、そのまま、ぐったりと横になった。

どれぐらいたったのだろうか?

 寒さを感じて、ふと目をさますと、裸の彼女がまだ、寝続けていた。

寒いだろうと、ベッドの外にほおってあった布団を取り上げ、彼女の上にかけてあげ、自分も布団をかぶってまた、眠り続けた。

 朝の5時ごろだろうか。彼女は目をさまして、感激したように、私の耳元にささやいた。

「私、いつのまにか意識がなくなって、そのまま寝てしまったみたい。こんなことって初めてよ。」

そのとき、私のものは、例の朝立ちで固くなっていたので、これ幸いと、いきなり、彼女に愛撫もせずに挿入したのだった。もちろん、簡単に、はいり、彼女も驚いているようだった。私も寝ぼけ眼で、こんどはバックにして、挿入し、もう、5分ぐらい、挿入しつづけて動いただろうか。

 急に、萎えてしまったのだった。朝立ちの勢いで挿入したのは、あまり長く続かないようだ。

彼女も、いったいどうなったのか、わからないようで、私のものを握って、こすったり、私の乳首を刺激したりしたが、さっきの固さはもどらない。ただ、そのような刺激をつづけるものだから、私自身は徐々に絶頂の階段を一人で登りはじめてしまった。

「いや、いや。私の中でいって。」と彼女は、私のものをいれようとするが、言うことを聞かない。

「君の指でいかせて」と言うと、彼女は仕方なく、口でくわえてマッサージをしたり、私の乳首をすったりした。ただ、そんなとき、私が彼女を愛撫しているとき、彼女があげるよがり声を、私自身も発しているのに気づいたのだった。そして、あの彼女が泣くような声を、私自身が発してしまっているのだった。

後で、彼女じしんが言ってたが、「朝、あなたの声が隣の人たちに聞こえてしまわないか、心配だったわ。」 「男の人も、あんなイイ声をあげるのね。」といたずらっぽく笑うのだった。

あー、完全に男の悦ばせ方も知ってしまったようだ。

 もちろん、その後、彼女自身、「私のあそこも熱くなってるの」と言ってきたので、また、十分、指で感じさせたのだった。それが終わると、彼女は、シャワーを浴びてくる、と言ったが、私は、眠たくて、また、ベッドにそのまま、寝入ってしまうのだった。どのぐらい寝ただろうか? 朝食の時間がそろそろ始まる、と言う彼女の言葉で目が覚めて、私は、お風呂を浴びて、朝食の場所に向かった。

 すると、そこには、隣の若い夫婦がすでに来て食事をしており、奥さんの方が私たちを冷たい視線を投げかけて観察しているようだった。うーん、このようなコテージは、熱々の新婚さんには向いていないなー、と再認識したしだいで、こんどは、やはり、ホテルのようなところがいいかな、と思った。

 ただ彼女は、泊まりの場合は、ラブホテルは自由に出入りできず、閉じ込められているような感じでいやで、自由に夫婦として出入りできる、こんなコテージか、ちゃんとしたホテルがいい、とのことだった。

「でも、そのときは、あまり声を出さないよう、気をつかわなくてはいけないね」と言うと、

「昨日も、あれでも、声を出さないよう、気をつけていたのよ」と彼女は言った。

そして、また、彼女は、オルガズムのまま、意識がなくなって、寝てしまったことが、最高によかった、と繰り返し言って、うっとりした表情をうかべるのだった。

 

ホーム   その他の日記一覧へ

 




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!